インタビュー成功の秘訣

繰り返しになりますが、私はインタビューを受けた回数では誰にも負けません。成功したことも、失敗したこともあります。また、邦銀の海外支店にいたころは、インタビューアーとして、数多くの応募者に会ってきた経験もあります。このページでは、私の経験をもとに、インタビューの成功そして失敗の要因につき若干お話ししたいと思います。

もちろん、インタビューと言うのは、業種、会社、そしてインタビューアー毎に異なるものです。但し原則は必ずあります。まあ騙された、と思って読んでみて下さい。後で生きてきますから。

原則その1:インタビューはlonger is better
と心得るべし 私にとっての最長インタビューは、ある外資系投資銀行の一回で4時間というのがあります。計4人に入れ替わり立ち代りインタビューされ、これはかなり疲れました。まあこれは例外としても、インタビューと言うのは普通 最低1−2時間はかけるものです。逆に言えば、30分ぐらいで終わってしまったら、まず脈なしです。つまり、何とかして長引かせること、いかにして相手の興味を引くか?が勝負です。そのためには?・・・まあゆっくり読んで下さい。

原則その2:相手も緊張していることを忘れるな
最初のインタビュー。誰でも緊張しますよね。特に英語だったらなおさらです。忘れてならないのは、相手も緊張している、と言うこと。向こうだってサラリーマンとしていい人を取りたくて必死なんですから。とにかく最初が肝心です。インタビュールームに相手が入ってくる時。笑顔でそしてはっきりとした発音で挨拶すること。これで双方の緊張をほぐします。後は自分はインタビューなんて毎日受けているんだ、と言うリラックスムードで進めて下さい。もちろんそんなこと言ってはだめですよ。あくまでムードです。

原則その3:サラリーの話はいつするか?
最初のインタビューではNGです。先方から希望年収を聞かれたら、
@本日のインタビューは先ず貴社の業務内容を聞くために来た。
A自分はchallengingでexcitingなopportunityを求めており年棒についてはその上の話と考えている。
B但し参考までに自分の昨年の年収はベースxxx円、ボーナスxxx円である。
と言っておけばいいでしょう。3回目以降のインタビューでも、出来れば先ず会社側の想定年収を聞き出した方がベターです。とにかくお金のために職を探している、という印象を与えないこと。これが肝要です。

原則その4:聞かれたことのみを要領よく答える
あたりまえだろ、と言わないで下さい。これができない人が多いんだから。特に英語だとなお更です。先方から、例えば自分の強みを聞かれたら、@xxxAxxxという様に箇条書き的に答えることをお勧めします。補足説明として仕事の内容をだらだら説明するのはNGです。大事なことは聞かれたことのみを答えること、そしてできれば簡潔に要領良く答えること。これが意外と難しいんですよ。

原則その5:レジュメに書いてあることは説明不要
インタビューと言うのは相手がレジュメを読んでいることが原則です。先ず無いとは思いますが、もし簡単にキャリアを説明するように言われたら、レジュメに書いてあることは要約すること。つまり例えば銀行業務と証券業務双方の経験のある人は、My career lies in both banking and securities businesses. と始めて要点のみを説明し、年代順にやってきたことを全ていう必要はありません。レジュメの内容につき質問があればしめたものです。自分のAchievements(つまり仕事の成果 ですね)を堂々と説明して下さい。但しこれも聞かれていることのみを答えること。「簡潔と要領よく」がキーワードです。

原則その6:必ず質問を用意する
何か質問は?と聞かれ何もなかったら最悪です。先方のホームページを見たら幾つか聞きたいことが出てくるでしょう?最低3−4は用意していって下さい。仕事の内容についても納得するまで聞く事。熱意を示さなきゃ。

原則その7:今いる会社の悪口はいわない
今いる会社と上司の悪口は禁物です。次回の転職の際、同じことを言うと思われますから。転職の理由が、本当は今の会社と上司への不満なら、「Career developmentのより良い機会を求めている」と言っておけば良いでしょう。相手がそれとなく誘い水をかけてきても、話をあわせないこと。これは言ってしますと後で後悔しますよ。

原則その8:その職種にとって大切な資質とは?
これは必ず聞かれますね。例えば「バンカーにとって一番大切な資質とは?」と聞かれたら、「クライアントの声をよく聞くこと」ですか?答えはなんでもいいんです。とにかく準備して行って下さい。

原則その9:自分はどんな人間か?
これも良く聞かれますね。「チームプレーヤー」「コミットメントは必ず守る」「リーダーシップを発揮できる」何でも良いんです。要は自己分析のできる人間かどうか?これが大事です。

原則その10:Thank you letterは不要
Thank you letterによって、採用が決まった人というのは聞いたことがありません。逆にThank you letterの英語が不十分だった為に不採用となった人は知っています。私です。

以上述べてきたことは全て原則、しかもその一部にすぎません。繰り返しになりますが、インタビューと言うのは、業種、会社、そしてインタビューアー毎に異なるものです。これからインタビューを受けられる方、受けて失敗した、と思っている方、予定はないが興味のある方。どなたでも結構です。コンサルティングに全て無料で応じています。imamura_n@ewc.co.jp 宛てメール下さい。 数多くのインタビューによって私は色々な人にあい、多くのことを学び、そしてビジネスマンとして成長しました。この体験を皆さんと分かち合いたいと思っています。


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